いよいよ始まる夏の甲子園2019!!出場校一覧と今年の注目や優勝候補を予想!!

こんにちは、管理人のTOMOです。今年の夏、母校の常総学院は地方大会で敗れてしまいましたが(…残念)、今年甲子園まで勝ち上がってきた高校の中から優勝候補はどこになるのか、またどこに注目したらいいかなどを私的予想ですがまとめていきたいと思います。

出場校一覧

北海道

北北海道  旭川大高    2年連続9度目
南北海道 北照 2年連続5度目

東北

青森    八戸学院光星 2年連続10度目
岩手   花巻東 2年連続10度目
秋田   秋田中央 45年ぶり5度目
山形    鶴岡東 3年ぶり6度目
宮城    仙台育英 3年連続28度目
福島    聖光学院 13年連続16度目

関東

茨城    霞ヶ浦 4年ぶり2度目
栃木 作新学院 9年連続15度目
群馬 前橋育英 4年連続5度目
埼玉 花咲徳栄 5年連続7度目
千葉 習志野 8年ぶり9度目
東東京 関東第一 3年ぶり8度目
西東京 国学院久我山 28年ぶり3度目
神奈川 東海大相模 4年ぶり11度目

甲信越

新潟    日本文理   2年ぶり10度目
長野 飯山 初出場
山梨 山梨学院 4年連続9度目

東海 北陸

静岡    静岡 4年ぶり25度目
愛知 初出場
岐阜 中京学院大中京 3年ぶり7度目
三重 津田学園 2年ぶり2度目
富山 高岡商 3年連続20度目
石川 星稜 2年連続20度目
福井 敦賀気比 2年連続9度目

近畿

滋賀    近江 2年連続14度目
京都 立命館宇治 37年ぶり3度目
大阪 履正社 3年ぶり4度目
兵庫 明石商 2年連続2度目
奈良 智弁学園 3年ぶり19度目
和歌山 智弁和歌山   3年連続24度目

中国

岡山   岡山学芸館  4年ぶり2度目
広島 広島商 15年ぶり23度目
鳥取 米子東 28年ぶり14度目
島根 石見智翠館 4年ぶり10度目
山口 宇部鴻城 7年ぶり2度目

四国

香川    高松商 23年ぶり20度目
徳島 鳴門 2年連続13度目
愛媛 宇和島東 9年ぶり9度目
高知 明徳義塾   2年ぶり20度目

九州 沖縄

福岡    筑陽学園 16年ぶり2度目
佐賀 佐賀北 5年ぶり5度目
長崎 海星 5年ぶり18度目
熊本 熊本工 6年ぶり21度目
大分 藤蔭 2年連続3度目
宮崎 富島 初出場
鹿児島 神村学園 2年ぶり5度目
沖縄 沖縄尚学   5年ぶり8度目

今年の夏はこの気になる3校に注目

今大会No.1右腕!奥川恭伸(3年)擁する星稜

先ず一番はじめに注目するのは今年の高校ビッグ4の中で唯一甲子園に勝ち上がってきた最速158キロ右腕の奥川 恭伸を擁する星稜。(あとのビッグ4は横浜の及川雅貴創志学園の西純矢大船渡の佐々木朗希) 昨年の夏のサヨナラ満塁ホームラン、そして春のセンバツの サイン盗み疑惑騒動 と色々な経験をしてきた右腕が更に完成度を増して奮闘することは間違いない。チームの投手力も高い。昨夏の済美戦で好投した左腕・寺沢 孝多、昨夏の甲子園でマウンドを経験している寺西 成、明治神宮大会の準決勝・決勝でマウンドに上がった荻原 吟哉と奥川1人に頼らなくて済むチーム力は優勝候補の一角として申し分ない。石川県勢初の夏の全国制覇に今年は大いに期待したい。

今夏のタレント集団 履正社

激戦の大阪大会を勝ち抜き今年は創部初の春夏連続甲子園と勢いのある履正社にも注目。春のセンバツでは星稜に敗れたもののチーム力は高く、打倒奥川に向けてこの夏は更に闘志を燃やしてくるでしょう。そんな履正社もタレント集団。プロも注目するエース左腕の 清水 大成、 こちらもプロ注目大会屈指のスラッガー井上 広大、 2年生ながら破壊力があり大阪大会決勝でも本塁打を放った 小深田 大地 、打撃力がありこちらも大阪大会決勝で本塁打を放った主将も務める 野口 海音 と話題性十分。履正社も今夏の優勝候補であることは間違いない。

昨夏の金足農との熱戦から帰ってきた 近江

高校野球ファンにとってはまだ記憶に残っているであろう、昨夏の第100回記念大会での金足農との対戦で球史に残るサヨナラ2ランスクイズを決められ敗退した近江。その近江が今年の夏の甲子園に帰ってきた。中でも注目したいのはその サヨナラ2ランスクイズ を決められた時にバッテリーを組んでいた左腕 林 優樹と捕手有馬 諒が健在ということだ。 球史に残る劇的なサヨナラ負けを経験した2人が甲子園に戻ってきたとなれば話題性として十分だがそれだけではない。エースの林は滋賀大会を 26イニングを投げ無失点 。春の近畿大会覇者でもあり優勝も十分に狙える高校として注目してもらいたい。

打撃が魅力の強豪校にも注目

今年も打撃が魅力の高校が多い。

東海大相模は2年生トリオの 鵜沼魁斗が通算22本、山村崇嘉が通算38本、西川僚祐は通算42本 と2年生の破壊力が際立つ。 神奈川大会決勝で24得点とチームの打撃力も相当ある。

智弁和歌山の打撃は今年も魅力。1年生ながら4番を任される徳丸天晴は同行15年ぶりの快挙。主将の 黒川史陽東妻純平西川晋太郎 は5季連続の甲子園出場で経験値は十分。

智辯学園は奈良大会で12本塁打を記録。なかでも主将の坂下翔馬はその内の5本を放っている今大会注目のスラッガー。1年生の前川右京にも注目したい。

花咲徳栄は近年の埼玉を代表する高校で一昨年の夏の覇者でもあるが、今年も勢いがある。 井上朋也韮沢雄也羽佐田光希橋本吏功田村大哉を中心に埼玉大会ではチーム打率0.432を記録。今大会でも屈指の破壊力がある高校なのは間違いない。

八戸学院光星は今年も打撃力のあるチーム。青森大会で15本塁打を記録。その内近藤遼一が6本、 原瑞都 が5本と驚異のクリーンナップとなっている。

今夏の好投手にも注目

近年では珍しくなくなった150キロを投げる投手だが、今年も多くの投手が150キロ近い速球を投げている。

センバツ準優勝の習志野から飯塚脩人、センバツ4強の明石商業中森俊介花巻東西舘勇陽津田学園前佑囲斗霞ヶ浦鈴木寛人 はいづれも150キロ近い速球が魅力の選手。

まだ上記にあげていない選手でも魅力のある好投手もいるが、こういった投手の奮闘も今夏の楽しみのひとつにしてもらいたい。

優勝候補は…

私的予想では、履正社星稜が優勝に近いのではないかと思っています。また、上記に上げた高校も十分優勝の可能性を持った高校だと思います。

そして、個人的には昨夏のサヨナラ2ランスクイズからの逆襲として近江が優勝するという展開を大いに期待しています。

まとめ

本記事で紹介しなかった甲子園出場校にも優勝の可能性はもちろんあります。特に夏の大会は試合を重ねるごとに急成長するチームが毎年のように現れ、その勢いのまま優勝することもある。それだけ高校球児というのは未完であり、未完であるから多くのドラマや感動を生む。

最近は球数や連投の問題などが多く取り上げられるが、私的には未来ある球児が故障によって夢をあきらめるようなことがあってはならないと思っている。身体を酷使し奮闘する姿は確かに人々の心を震わせ感動を呼ぶ。ただそうでなくても十分魅力的で感動的な試合はできるはず。野球関係者に限らず私たち観る側の人々も選手ファーストで身体の酷使は良くないという風潮・環境を整えていく必要があるのではないかと思います。

毎年この時期に私たちお茶の間を賑わせてくれる甲子園。今年はどの様な数々のドラマが生まれるのか、開幕前から楽しみで仕方がない。