心身の健康に有効なのは やはり運動でした 解説

こんにちは、TOMOです。

今回は、運動はやはり心身にとても良い影響を与えますよ、というお話を実体験も踏まえてしようと思います。

運動が健康に良いことは、周知されていることと思います。
では、実際に身体にどういった影響を与えるのか、心にどう作用するのか
ということを、ここでは、改めて理解を深めていってもらえたらと思っています。

またまた久々の投稿ですが、解説していきます。
さっそくいってみましょう。

運動とは

運動の定義はわかりますか?
調べると

① 物があちこち巡り動くこと。物体が時間の経過とともにその位置を変えること。
② 物事の状態が、時とともに変わって行くこと。
③ 健康保持などの目的で、体を動かすこと。

・手足など身体を動かすこと。「運動する」の形で他動詞としても用いた。
・散歩すること。ぶらぶら歩くこと。
・体操や競技などで、継続的に手足を動かすこと。運動競技。スポーツ。

④ ある目的を達するために、いろいろな方面に働きかけること。「政治運動」「学生運動」「就職運動」
⑤ 地形、敵の陣地、敵の動きに応じ、我が有利になるよう、軍隊や兵が移動すること。
⑥ 機械などを動かすこと。

コトバンク

とありました。
ボクが認識していた運動は③でした。なるほど確かに、1つの言葉にもいろいろな意味がありますね。
ここでは
③ 健康保持などの目的で、体を動かすこと。
の効果について説明していきます。

運動をすることで起こる身体の変化

運動をすると身体にはどのような変化が起こるのでしょうか。

BDNF(脳由来神経栄養因子)

運動をすると脳からBDNF(脳由来神経栄養因子)という物質が多く分泌されます。BDNFはニューロン(情報伝達・処理を行う神経細胞)を新しく作り出し、シナプスの伝達効率を上げるための物質で、記憶力や学習能力が向上します。そして脳に活力が与えられます。

運動をした後に、疲れているけれど心地良いという感覚になる場合がありますよね。あれは、BDNFが分泌されることによって起こる現象だともされています。

これが、運動は心(脳)にも良いとされる所以なのでしょう。

酸素(エネルギー)

酸素は人間が活動をするのに必要な細胞のエネルギーを生み出します。 身体に取り入れた食物を熱エネルギーに変える際に、酸素が助ける働きをしています。
運動をすると、より酸素を体内に取り入れエネルギー効率を助けることになります。

※酸素を多く取り込み過ぎてしまうと毒性の活性酸素が増えてしまいます。過激・過度な運動は反って悪影響を及ぼす場合もありますので、気をつける必要があります

血流(循環)

運動をすると血流促進の効果があります。運動によって筋肉の伸縮が起こり、それがポンプの役割となって血流を押し流してくれます。

血液は酸素や栄養を身体中に運ぶ役割をしているため、血流の循環が良くなるのと同時にリンパの流れも良くなるので、身体全体が活性化され健康的になります。

内と外

屋内でする運動と屋外でする運動に違いはあるのでしょうか。

日光

屋内運動と屋外運動の大きな違いは「日光」の有無になると思います。

日光(太陽光)を身体に浴びるとビタミンDが生成されます。
ビタミンDはカルシウムの吸収をサポートする役目を担ってくれていたり、細胞の働きを促進してくれます。
免疫機能の向上にもなるので、日光浴という言葉がある通り、日光を浴びること自体が健康に寄与します。

ただし、日光には紫外線も含まれており、その紫外線が皮膚へのダメージとなります。皮膚がんなどの疾患にも繋がりますので、浴び続ければいいというものではありません。
目安としては15~30分以内とされています。

屋内のメリット

屋内運動は紫外線による皮膚へのダメージなどを気にせず長時間行えるメリットがあります。

ですが、日光を浴びる効果を得るためにも15~30分以内の散歩なども取り入れると良いでしょう。

屋外のデメリット

屋外での運動を長時間するという方は、紫外線による被害を多く被ってしまいます。

日焼け止め対策をしっかり行い、皮膚を保護してあげましょう。


何事にもメリット・デメリットがあります。双方をちゃんと理解しつつ、上手に取り入れていけると良いですね。

鬱病の改善効果

鬱状態や鬱病にも運動は有効です。

鬱病というのは心(脳)の病気で、脳が休まることなくストレスのかかっている状態です。処方箋で対処することもできますが、より健康的な改善方法は運動になります。

運動をすることで脳が考える(意識する)ことを抑えられるほか、血液やリンパの循環も良くなるので、身体全体のデトックスになり、それが意識の明瞭(ポジティブ)化にも繋がります。

マッサージが鬱に効果的なのも、これと同じ原理です。

心身とは言いますが、心(脳)も含めた全身の健康にとって運動は最適なんですよ。

※心は医学上、脳内で行われている思考・意識などの内的現象のことを言います

余談

ここでボクの話を少ししようと思います。

ボクも何度か鬱状態・鬱病を経験しています。学生時代と、社会人になってからです。

最近ではコロナ禍での環境の変化でかなり消耗してしまい、鬱病を患っていましたが、その時に有効だったものの1つが運動でした。

ボクの場合はロードバイクとオートバイクです。

鬱病を抜け出せないと感じた際、ロードバイクで深夜にサイクリングをしていたりしました。
(日中は体力不足で消耗が著しかったため)

途中、スマートフォンのバッテリーが切れて迷子気味になったりした時もありましたが…

そこから復調の兆しが見え、その後更に効果的だったのがオートバイクのツーリングなどでした。
風を切る気持ちよさや、程よい振動、五感を刺激される感覚
そのすべてが鬱状態から抜け出す大きな要因だったと思っています。

少しスピリチュアル的な科学の話をすると、この世の全ての最小単位は素粒子という微細な粒で構成されていて、その素粒子は常に振動をしています。

最も小さいとされている素粒子からみると、止まっているものはこの世に1つとしてないんです。

人間の身体も止まっていることはなく常に振動しており、振動させることで活性されるようになっています。
この振動数が、鬱の改善に大きく寄与することになる、ということです。

運動はその振動数を上げるのに最適で、ボクの場合はオートバイクがその振動数を大きく引き上げてくれた、と言えます。

話が逸れましたが、停滞をしているということは本来のあるべき姿ではなく、そして鬱病などの停滞(脳の停止状態)は、振動数を上げることで改善できる。

ということです。

そのための有効な方法の1つがやはり「運動」ということなんですね。

おわりに

今はChatGPTなどAIの技術が躍進し、色々なことを知るのに便利な世の中になってきました。
いままで人間がやってきたことも、機械がどんどん補っていくことになるのだと感じます。

AIのほうが精密で、優秀で、ボクがやっている様なこういったブログも、見られることは少なくなる。

ただ、今後は、実体験や生の声、人間味のある内容が求められるかもしれません。

AI・人間=冷・温
そんな二極化もこれから加速するかもしれませんね。

人間の温かみが増すのであれば、それはそれで良いこと。
むしろ、そういった世の中の流れになると良いなと思います。

難しいこと、権力、戦争、、は考えず、みんなで平和に仲良く暮らせる世界。

そんな世界を目指して、ボクなりに有益な情報をこれからも発信していけたらと思います。

それでは
また

牛乳についての知識【健康】

こんにちは。TOMOです。

今回は牛乳についてお話をしていこうと思います。
牛乳は準完全栄養食で健康に良いとされていますが、近年の研究では牛乳は身体に支障をきたすという情報もあります。ですので、その点についての知識を深められる様な紹介をしていこうと思いますが、そうではなくやはり健康に良いという論評もありますので、あくまで知識の一つとして、良し悪しの判断材料として読んで頂ければと思います。
ちなみに筆者個人の見解を先に述べてしまうと、完全なものなどないと思います。ですので、デメリットの部分を抑えつつ、メリットを捉えて適切に摂取が好ましいのかなと思います。

それではどうぞ。

牛乳の栄養成分

牛乳にはタンパク質・脂質・炭水化物・ミネラル・ビタミンがバランスよく含まれています。
タンパク質・脂質・炭水化物は3大栄養素として活動するためのエネルギー源となっています。その働きを助け身体機能を調節しているのがミネラルとビタミン。この2つの栄養素を合わせた5大栄養素が揃って私たちの生命活動が維持されています。この5大栄養素がバランスよく含まれている牛乳。その牛乳は準完全栄養食とされています。
※以前に「完全栄養食」と説明したかもしれません。申し訳ありません。

近年紹介されている牛乳のデメリット

「パンと牛乳は今すぐやめなさい!」という内山葉子医師の著書の中では牛乳の摂取は様々な症状の悪化や病気を招くとされています。その内容は以下になります。

牛乳を飲むほど、カルシウムが体内から失われて骨折しやすい

牛乳を飲むと、消化されにくいタンパク質を多くとることになり、腸の中に窒素残留物が増える。その窒素残留物が吸収されて血液中に増えると、血液が酸性に傾く。それを中和する為に骨からカルシウムを溶かしてしまう。
カルシウムパラドックスといわれる、牛乳や乳製品をとればとるほど骨粗しょう症を引き起こし、骨折しやすい体にしてしまう。

牛乳はあくまで牛のミルク・人の母乳とは組成比率が違

牛乳は誕生後すでに成熟している仔牛にはさらなる成長のため、IGF-1を誘導するカゼインが主体となり、未成熟のヒトの赤ちゃんは、免疫や感染防御、腸の修復、便の排出などが優先されるためにホエイ主体になっている。

以前と製法が変わり今の牛乳は危険な飲み物に

牛乳そのものの問題はないが、製法や加工による問題がある。
超高温殺菌(牛乳を120~135℃で1~3秒殺菌する)とは、本来は常温で長期間の船舶向けのために開発された方法で、手間もかからず大量生産に向いていて、今の日本の主流になっている。
海外では62~65℃で30分間殺菌の低温殺菌が主流。大量生産はできないがホエイ・カゼインの熱変性を起こさない方法。
超高温殺菌(UHT乳)により、今の牛乳は酵素活性が失われ、タンパク質も変性、消化・吸収されにくくなり、栄養素も壊れてしまう。
生の牛乳であれば酵素が生きているので、分解しにくいカゼインも分解する酵素や乳酸菌などの善玉菌も含まれている。
ホモジナイズ、これは乳脂肪を砕くことで成分を均一にし、クリームが浮かばないようにするもの。しかし、このことで砕かれた脂肪球がカゼインやホエイを引き込み巨大なタンパク質へ変化することで、アレルギーを起こしやすくしてしまう。

牛乳のタンパク質の約80%を占める「カゼイン」を人は分解・消化できない

母乳のカゼインはβ型カゼインですが、牛乳は主にα型カゼイン(αs1)で分解・消化できず、それが腸の中に未消化物としてたまると腸に炎症が起こりやすくなる。(αs1-カゼインはホエイの6倍のIL-8という炎症性サイトカインの分泌を誘導)
ちなみに、カゼインと乳清タンパク質の含有量の比率は、母乳が4対6なのに対して、牛乳が8対2で、牛乳の方が圧倒的にカゼインを多く含む。
さらに、人間が消化できないα型カゼインはアレルゲンとなりやすいため、アトピー性皮膚炎、ぜんそく、花粉症、さらに遅延型アレルギー(IgG型)の原因に。

牛乳のカゼインから不完全に分解されてできるカソモルフィンはモルヒネ様物質

カソモルフィンというモルヒネ様物質“エキソルフィン”はパン同様に中毒症状を起こし、精神不安や神経障害を起こす。
脳神経に影響を及ぼして、ふらついたりめまい、便秘や排尿トラブル、呼吸器異常も。

牛乳が胃酸と反応すると乳餅(カード)ができ、栄養素の吸収を阻害

カゼインタンパク質は「にかわ」状の物質で、木工用ボンドに使われる粘着性の極めて強いものです。それから出来るカードは、さらに粘着力が強く、ビタミンやミネラルの吸収を妨げます。最近ではチーズがもてはやされているので、さらにカードによるビタミン、ミネラル不足による肥満や疲労感、無気力感が増加し、さらに女性では特に、「鉄」の吸収阻害による鉄欠乏性貧血が問題となる。

日本人の約8割は乳糖を分解する酵素がない

牛乳には5%前後の糖質が含まれるが、ほとんどが乳糖。生乳であれば、乳糖を分解するラクターゼという酵素が含まれているが、加熱している現在の牛乳には含まれないので自前の酵素で分解するしかない。
ところが、体内でラクターゼを作れない「乳糖不耐症」の人が日本人に多くみらる。乳糖不耐症の人が牛乳を飲むと、下痢をしたり、おなかにガスがたまる。
基本的に赤ちゃんは乳類によって成長するため、日本人でも2歳くらいまでは乳糖を分解する酵素と作ることができる。しかし、2歳を過ぎて、それほど急激に成長しなくなると、乳糖を分解する力も不要になるため、徐々にその酵素はなくなっていく。

ハーバード大学

ハーバード大学では、ナースヘルススタディーにおいて、7万8千人の女性を12年間調査し、骨折は乳製品を摂取するほど多く、大腿骨頸部骨折の増加リスクは乳製品由来のカルシウムに関係していると結論づけた。とされています。

米国国立乳牛議会

米国国立乳牛議会では、1日1杯の牛乳を2年間摂取した女性は、全く摂取しなかった女性に比べて、骨量が2倍の速さで減少し、牛乳によるタンパク質のとり過ぎが原因と結論づけた。
・世界的な子育てバイブルとして知られる「スポック博士の育児書」の改訂版では、「アメリカは社会全体で食生活を変えなければならない。最悪の食品は牛乳・乳製品である」「自然界には離乳期を過ぎてミルクを飲む動物はいない。人間も同じで、離乳期を過ぎたらミルクを飲まないことが正常である。必要なタンパク質を植物からとったほうが、子供のカルシウムバランスはよくなる」と修正した。

牛乳に含まれる女性ホルモン(エストロゲン)、抗生物質や有害物と乳がんとの関連が疑われてい

牛乳は、本来、牛の赤ちゃんが体重を1日に1kg増やすために必要な成長ホルモンが含まれている。この成長ホルモンは「IGF-1(インスリン様成長因子)」と呼ばれるもの。
多くの乳牛は、エサに遺伝子組み換え穀物が使われ、乳腺炎などの病気も多いので抗生物質も多く与えられている。「母乳は白い血液」といわれるほど、母牛の血液の状態を反映した成分。
不健康な牛からは、不健康な成分の牛乳しかとれない。その結果、牛乳に含まれる多くの化学物質やホルモンにより、生殖器の病気やホルモンに関する甲状腺や膵臓、副腎などの病気のリスクが高まってしまう。
さらに、効率を求める畜産により常に乳牛が妊娠状態のままなので、牛乳中のエストロゲン濃度は高くなっている。そのことが、ヒトの血中のエストロゲンレベルを過剰にしてしまっている。
その結果、特に女性において月経開始年齢を早め、月経前症候群や生理痛をひどくし、次にはエストロゲンに敏感に反応する生殖器官(子宮・卵巣)や乳房の細胞に異常な成長を促し、やがて腫瘍やガンを形成させてしまうことになる。
特に、乳ガンについては、すでに牛乳・乳製品との関連がいわれていて研究もされている。
ガンだけでなく、牛乳は動脈硬化や腎障害のリスクを高める食品でもある。牛乳は動脈硬化を進める脂肪酸を多く含むうえ、ほかの肉や魚に比べて、タンパク質の中に腎臓への負担となるリンも多く含む。

対論・牛乳のメリット

上記では牛乳のデメリットについてお伝えしました。デメリットだけを見ると牛乳を摂るのが嫌になってしまうかと思いますが、そうではなく牛乳にも良いところはあんですよ。ということと、そうではないんですよ、という記事も紹介しますので、判断材料の一つに加えて頂ければと思います。

血糖値の上昇を抑える

牛乳に含まれるホエイプロテインによってインクレチン分泌が刺激を受け、インスリンが分泌しやすくなり、血糖の上昇を抑えられると考えらている。

参考:血糖値を下げる食べ物&飲み物ランキング〜注目の食材とは?〜

筋トレや運動などのオフ時の栄養補給に最適

トレーニングによって疲れ、傷ついてしまった筋肉には適切な休養と栄養補給が欠かせない。そこで摂取したいのが牛乳に含まれるたんぱく質「ホエイ」・「カゼイン」。(牛乳にはホエイ20%・カゼイン80%のたんぱく質が含まれています)

ホエイの働き

タンパク質はアミノ酸が合成されることで生まれる。人の体に必要なタンパク質を合成させるのに必要なアミノ酸は、全部で20種類。
そのうち自力で生み出すことができるアミノ酸11種類。残りはどうやっても作ることができない。
どうやってそのアミノ酸を手に入れるのかと言えば「食べる」しかなく、必ず必要なので「必須アミノ酸」と呼ばれている。必須アミノ酸は私達の筋肉を作り上げる上で欠かすことができない物質群なので、ぜひ積極的に摂っておきたいところ。
特に、ホエイには他のタンパク質と比べるとはるかに多くの必須アミノ酸であるBCAA(バリン・ロイシン・イソロイシン)が含まれている。BCAAは運動をするときに必要なエネルギーを生みだす源になるだけではなく、運動によって疲れてしまった筋肉の疲労を回復に導く効果も期待できる。

カゼインの働き

カゼインは体への吸収スピードが遅いという特徴がある。「スピードが遅い」というとデメリットのように感じるかもしれないが、ホエイと一緒に摂取することで、カゼインが体への吸収スピードが遅いという現象がメリットに変化する。

ホエイはカゼインに比べると体への吸収スピードが速く、約2時間で体へと吸収されていきます。即効性を求めるのであればホエイだけでも構いませんが、時間をかけて体にタンパク質を補給したいと思うとホエイだけでは足りないのです。

そこでホエイとは逆の特性を持つ、時間をかけて吸収されるというのがカゼインになります。カゼインが体に吸収されるスピードは約7~8時間と、ホエイに対して3倍ほど時間がかかるのです。

つまり、トレーニングを終えた後に少しでも早く栄養補給をしつつ、体の中で時間をかけてタンパク質をじっくりと吸収させていくには、ホエイとカゼインを混ぜるというスタイルが非常に効率よく、効果的なのです。

かんたん、わかる!プロテインの教科書-森永-

牛乳を飲み過ぎて骨粗鬆症になることはない

1975年.2000年の25年間に出された、牛乳が骨の健康に及ぼす効果を調べた139の論文には、「牛乳を飲みすぎると骨粗鬆症になる」としたものは1つもない。
国内・海外の骨粗鬆症財団や、世界保健機関(WHO)などからも、そのような発表は一切されていない。それどころかWHOは「カルシウムの最良の補給源は牛乳、乳製品である」と明確に記している。

参考:ウワサ5 牛乳を飲みすぎると骨粗鬆症になる

牛乳を飲むと体内カルシウム量が減る、ということはない

カルシウムはもともと消化吸収率の低い栄養素。牛乳の場合、牛乳中のたんぱく質を消化するとき生じるカゼインホスホペプチド(CPP)、乳塩基性たんぱく質(MBP)や乳糖のはたらきによってカルシウムの吸収率が高まる(カルシウムの吸収率は牛乳40%、小魚33%、野菜19%)。 
牛乳を飲むと、カルシウムが効率良く摂取できる。体内のカルシウム量が減ることはない。

参考:ウワサ4 牛乳のナトリウムはカルシウムを排出するから 牛乳を飲むと体内のカルシウム量が減る

「酵素を摂る」ことに栄養学的意味はない

人に必要な酵素はすべて体内で作り出される
人の体にとって必要な酵素は、体内でたんぱく質から合成される。したがって、食物などから摂取する必要はない。食べ物に含まれる酵素は、体内で分泌される「たんぱく質分解酵素」によって分解されて消化され、酵素活性を失う。酵素はたんぱく質。牛乳の加熱殺菌によっても活性が失われる。しかし上記の理由から、そのことに大きな栄養学的意味はない。

参考:ウワサ3 牛乳を殺菌すると酵素が死ぬから体に良くない

メリット・デメリットを把握し自身に合った摂取方法を

上記で牛乳のメリット・デメリットを紹介させて頂きましたが、牛乳は健康に良いから何も気にせず安心して飲めばいいというものではないというのはあるかもしれません。牛乳に限ったことではないですが、やはり何事も「~過ぎる」というのが良くないというのは世の常だとも思いますしね。適切に、牛乳も用量・用法を守って正しくご摂取ください。ということなのかなと思いました。

それと、元々の遺伝体質であったり、アレルギー体質の方などは注意が必要というのもありますよね。炎症作用を起こしやすい、病気を患っているなど。体質と共にその時々の状態にもよると思いますので、それぞれに合った、適切な摂取を心掛けるといいのかなとも思います。

ちなみにボクの経験として、毎日の様にスポーツをし筋力が人生で一番あった高校時代の時は牛乳1Lを毎日の様に摂取しても身体の不調は出ませんでした。ですが最近(スポーツを毎日はしていない36歳)は牛乳を体感500ml以上摂取すると大体お腹を下します…筋トレ後でも下します…なので、その時々の体調に合わせ、牛乳を摂取するのは日常生活を送るだけの場合は1日1杯、筋力トレーニング、激しい運動の直後に適量を摂取など、目的と頻度を予め決めて飲むようにすると良いのかなと思います。
また、牛乳と直接の関係はありませんが、やはり人が正常に生きていく上では、適切な食事・適度な運動・良質な睡眠は非常に重要だろう。と、筆者個人の体感としては思います。

まとめ

今回は牛乳についての健康情報でした。今までの常識は現在の非常識というのは何時の時代にもありますので、常に最新の研究・科学に注目することは健康を保つうえでは非常に重要と感じますが、最新の情報が必ず正しいとも限らず、様々な情報をもとに私たち一人一人が自身と照らし合わせて判断していく必要があると感じます。今回の記事が、その一助になれば幸いです。

それではまた。

参考資料・引用
知ってミルク‐明治‐
かんたん、わかる!プロテインの教科書-森永-
パンと牛乳は今すぐやめなさい
牛乳の気になるウワサをスッキリ解決!

心身に与える趣味の効果~積極的に趣味に取り組もう~

こんにちは、TOMOです。

今回は「趣味」についてです。みなさんは趣味をお持ちでしょうか。無趣味であったり、「仕事が忙しくて趣味の時間は取れない。」と嘆く方もいらっしゃるかもしれませんが、趣味は人間が生きていくうえで非常に大切なこと。科学的にも証明されており心と身体にとても効果があることなんです。忙しくて余裕がない、そんな時には逆に、あえて趣味の時間を取る様にしましょう。ストレスは心身の大敵です。趣味は人によって様々だと思いますが、心身に与える効果が高いものとして、心から笑える、喜べる趣味・身体を動かす趣味というのがより重要であったりしますので、今回はその点に着目してご説明したいと思います。
それではどうぞ。

趣味とは

Wikipediaによると趣味は
人間が自由時間に、好んで習慣的に繰り返しおこなう行為、事柄やその対象のこと。 人間が熱中している、または詳しいカテゴリーのこと。
となっています。美学用語の趣味も含めて3つとなっておりますが、今回は好んで習慣的に繰り返し行う行為・人間が熱中していること、の方にフォーカスします。

趣味に取り組むことの効果

趣味は人の価値観に応じて様々にありますよね。インドア・アウトドアでも多種多様で好んでおこなうものであれば趣味になります。趣味の一番の効果は「心が喜ぶこと」。そうすると脳内で幸せホルモンと呼ばれるセロトニンという神経伝達物質が分泌されます。このセロトニンは自律神経を整え、心身の不調を安定させる薬理効果があり、うつ状態の回復にも有効な脳内ホルモンとされています。ストレスの緩和にも効果があるので趣味は日々の生活に積極的に取り入れると良いでしょう。

更に付け加えると「笑うこと」「身体を動かすこと」。この2つが趣味に合わされば最高の趣味、最高の健康状態になりますので次はそのことについてご紹介します。

笑う機会が増えることで得られる科学的効果

趣味を持つと少なからず笑顔の機会が増えます。笑うことの効果は【笑うことの効果について】で科学的効果も含めて紹介していますのでよろしければご一読ください。笑うとNK細胞・脳の活性化。自律神経が整うなど心と身体に嬉しい効果がたくさんあります。笑う人と笑わない人で死亡率にも大きな差が出るという調査結果もありますので、積極的に笑える、笑顔の増える趣味を持ちましょう。

身体を動かして得られる科学的効果

運動をすると身体にも脳にも非常に効果があります。心の問題というと胸の真ん中から沸き起こる感情と捉える方もいらっしゃるかもしれませんが、心身に与える影響はすべて脳からです。そしてその脳は運動をすることによって活性化されます。運動をすると脳からBDNF(脳由来神経栄養因子)という物質が多く分泌されます。BDNFはニューロンを新しく作り出しシナプスの伝達効率を上げるための物質で記憶力や学習能力が向上します。そして脳に活力が与えられ、ストレスが解消し精神疾患にもなりにくくなるとされています。「フェルミ漫画大学」という動画で運動が脳に与える効果についてわかりやすく説明されていますので、そちらを観て頂けるとより効果が理解しやすくなるかと思います。

【漫画】運動が脳に与える驚きの効果【脳を鍛えるには運動しかない】

【漫画】運動が脳に与える驚きの効果【脳を鍛えるには運動しかない】 より

また運動をすると理想的な身体に近づき自己肯定感もアップしますのでやはり運動は日々の生活に取り入れることをおすすめします。

まとめ

今回は「趣味」という題目で喜ぶことや運動の大切さについてご紹介しました。本来であれば運動は是非とも取り入れて頂きたいところではありますが、インドアの趣味であっても幸せホルモンが分泌される様なことをして頂ければと思います。仕事が趣味という方は一番良いかもしれませんね。ただ仕事は趣味でもなくストレスを多く感じるという方は是非とも趣味を取り入れてご自分を大切に扱ってあげてください。

それではまた。

自宅で出来る運動は何? ダンスをして楽しく身体を動かそう

コロナウィルス感染による自粛でテレワークなど、自宅に長くいる日々が続いていると思いますが皆さんは運動しっかりできていますか? 身体を動かさないでいると筋肉量は減少し代謝も下がり血流が悪くなり…そうなると身体はどんどんかたくなっていきます。燃焼もうまくいかなくなるので太りやすくなったりと、不安が膨らむ中で身体も衰退してストレスも溜まって…なんていう負のスパイラルが形成されてしまっては大変です。そんな時こそコロナに負けるな!身体を動かして不安もコロナもふっとばしていきましょう!

自宅で簡単にダンス

ダンスは移動が少なくてもできる運動で全身を動かすことができるので自宅で行う運動としては最適です。体操もいいですがダンスの方が動きが激しいぶん血流も良くなりやすいです。体操はかたくなった身体をほぐすのに良いので体操とダンス両方できると良いですね。

家族で出来るダンス

ここで紹介するダンスはEテレにて毎週土曜午前9時30分からやっているEダンスアカデミー

ダンスもしっかりしていて子供とも一緒にできるので家族みんなで楽しく身体を動かすことが出来ます。ダンスの踊り方も紹介していたり、出演している子供たちが頑張る姿も観れるので元気が出ること間違いなしです。

https://www.youtube.com/watch?v=ENuB3qHCp0s

この機会にJ-POPダンスデビュー

ネットで検索するとダンス動画はいっぱいありますよね。この動画では初心者でもできるJ-POPダンスを紹介してくれていたりします。この機会にJ-POPダンスを身に付けてオシャレダンスデビューをしてみるなんていうのもいいかもしれません。

簡単に楽しく身体を動かして過ごしましょう

今回は自宅で出来る運動としてダンスの紹介をさせて頂きました。

ダンスというと振付が難しいと思って遠慮しがちですが以外にも簡単にできることに気づけば楽しくなると思いますし、何といっても身体をちゃんと動かせるので自宅に長くいる場合は運動としてもってこいです。ダンスはなにより気分が上がりますしね。

今までやらなかったという方は是非自宅での運動として取り入れてやってみると良いと思います。みんなで楽しく乗り越えていきましょう。

新型コロナウイルスの自粛中にも運動を 自宅で簡単に出来る自重トレーニング(下半身編)

現在日本でもコロナウィルスが猛威をふるっています。自粛によって普段と違う生活になりストレスを抱えている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。閉鎖的な空間に長くいると気分も沈んでしまいますし、身体を動かす機会も減るので身体機能も低下しやすくなります。そして身体機能の中でも筋肉はその影響が顕著に表れます。

下半身の筋肉の衰えに注意

特に普段外で出歩くだけでも大きく使っている下半身の筋肉量は自宅に籠ってしまうと極端に減ってしまいます。下半身の筋肉量が減ってしまうと基礎代謝が下がり体温やエネルギー消費の低下を招くことに。そうならないためにも普段にも増して身体の事を意識してトレーニングに取り組みましょう。

何より身体を動かすと気分も上向きになります。コロナウィルス感染がいつ終息するのかわからず気分が下向きになりやすい今こそ身体をしっかり動かしてみると良いのではないでしょうか。

ここでは自宅で出来る下半身の自重トレーニングを2つ紹介します。簡単で時間もかからないので気軽にできますよ。

スクワット

画像出典 Photo Copyright ©KASI KARI

下半身のトレーニングの中で皆さんも良く知っているトレーニングですね。動作も単純で場所も取らず簡単に行えます。ですが動作にいくつかポイントがありますので以下のポイントを取り入れるようにしてください。

膝が身体の前に出過ぎないように

骨盤を下げていくイメージで上体を下げる

お尻が床に平行もしくは少ししゃがむくらいまで下げたらゆっくり元の姿勢位置まで戻す

個人差はありますが普段トレーニングなどをしていない方は10回前後から行うと良いでしょう。スクワットで大腿四頭筋・ハムストリングス・大殿筋などの筋肉を効率よく鍛えることが出来ます。

ランジ

画像出典 Photo Copyright ©B&

こちらのトレーニング法は馴染みがない方もいらっしゃるかもしれませんね。ランジも下半身を鍛えるトレーニングです。スクワットと違いバランスを崩しやすく正しいフォームで行わないと膝への負担も大きくなるため注意が必要です。ですがその分バランスをとるための体幹も同時に鍛えることが出来るためおすすめのトレーニング法と言えます。ランジを行う際のポイントはこちら

足を前後に開く

開く幅は肩幅よりも大きくですが開き過ぎない様に。バランスがとれる無理のない範囲で

姿勢はまっすぐなまま膝を曲げ上体を下げる

前膝がつま先よりも前に出ない様に。上体を下げた時のバランスを保つことがきつければ後ろ膝は床に着けてしまいましょう。

前膝を90度まで曲げたらそこから上体を戻していく

すぐに戻すのではなくゆっくりと戻しましょう。

スクワットより負荷が強いため、きつい方は左右5回ずつからやってみましょう。

運動は無理なく楽しく

代表的な下半身の自重トレーニング2つを紹介しました。

フォームはケガをしないためにも正しく行う必要がありますが、あまり深く考えてしまうと気が重たくなってやりたくなくなってしまうと思います。なので、最初は「こんな感じかな」ぐらいで2.3回やるでもいいと思います。やっていく中でフォームを整え数を増やしていきましょう。何よりもまずやることが大事ですからね。

ですが無理だけは本当にいけませんのできついと思ったら1回でもいいのでやめるようにしましょう。繰り返し行えば徐々に回数はこなせるようになるので焦らずゆっくりやりましょう。

先行きのわからない不安定な時期こそ、身体を動かして気分をリフレッシュ。皆さんも是非やってみてくださいね。

いよいよ始まる夏の甲子園2019!!出場校一覧と今年の注目や優勝候補を予想!!

こんにちは、管理人のTOMOです。今年の夏、母校の常総学院は地方大会で敗れてしまいましたが(…残念)、今年甲子園まで勝ち上がってきた高校の中から優勝候補はどこになるのか、またどこに注目したらいいかなどを私的予想ですがまとめていきたいと思います。

出場校一覧

北海道

北北海道  旭川大高    2年連続9度目
南北海道 北照 2年連続5度目

東北

青森    八戸学院光星 2年連続10度目
岩手   花巻東 2年連続10度目
秋田   秋田中央 45年ぶり5度目
山形    鶴岡東 3年ぶり6度目
宮城    仙台育英 3年連続28度目
福島    聖光学院 13年連続16度目

関東

茨城    霞ヶ浦 4年ぶり2度目
栃木 作新学院 9年連続15度目
群馬 前橋育英 4年連続5度目
埼玉 花咲徳栄 5年連続7度目
千葉 習志野 8年ぶり9度目
東東京 関東第一 3年ぶり8度目
西東京 国学院久我山 28年ぶり3度目
神奈川 東海大相模 4年ぶり11度目

甲信越

新潟    日本文理   2年ぶり10度目
長野 飯山 初出場
山梨 山梨学院 4年連続9度目

東海 北陸

静岡    静岡 4年ぶり25度目
愛知 初出場
岐阜 中京学院大中京 3年ぶり7度目
三重 津田学園 2年ぶり2度目
富山 高岡商 3年連続20度目
石川 星稜 2年連続20度目
福井 敦賀気比 2年連続9度目

近畿

滋賀    近江 2年連続14度目
京都 立命館宇治 37年ぶり3度目
大阪 履正社 3年ぶり4度目
兵庫 明石商 2年連続2度目
奈良 智弁学園 3年ぶり19度目
和歌山 智弁和歌山   3年連続24度目

中国

岡山   岡山学芸館  4年ぶり2度目
広島 広島商 15年ぶり23度目
鳥取 米子東 28年ぶり14度目
島根 石見智翠館 4年ぶり10度目
山口 宇部鴻城 7年ぶり2度目

四国

香川    高松商 23年ぶり20度目
徳島 鳴門 2年連続13度目
愛媛 宇和島東 9年ぶり9度目
高知 明徳義塾   2年ぶり20度目

九州 沖縄

福岡    筑陽学園 16年ぶり2度目
佐賀 佐賀北 5年ぶり5度目
長崎 海星 5年ぶり18度目
熊本 熊本工 6年ぶり21度目
大分 藤蔭 2年連続3度目
宮崎 富島 初出場
鹿児島 神村学園 2年ぶり5度目
沖縄 沖縄尚学   5年ぶり8度目

今年の夏はこの気になる3校に注目

今大会No.1右腕!奥川恭伸(3年)擁する星稜

先ず一番はじめに注目するのは今年の高校ビッグ4の中で唯一甲子園に勝ち上がってきた最速158キロ右腕の奥川 恭伸を擁する星稜。(あとのビッグ4は横浜の及川雅貴創志学園の西純矢大船渡の佐々木朗希) 昨年の夏のサヨナラ満塁ホームラン、そして春のセンバツの サイン盗み疑惑騒動 と色々な経験をしてきた右腕が更に完成度を増して奮闘することは間違いない。チームの投手力も高い。昨夏の済美戦で好投した左腕・寺沢 孝多、昨夏の甲子園でマウンドを経験している寺西 成、明治神宮大会の準決勝・決勝でマウンドに上がった荻原 吟哉と奥川1人に頼らなくて済むチーム力は優勝候補の一角として申し分ない。石川県勢初の夏の全国制覇に今年は大いに期待したい。

今夏のタレント集団 履正社

激戦の大阪大会を勝ち抜き今年は創部初の春夏連続甲子園と勢いのある履正社にも注目。春のセンバツでは星稜に敗れたもののチーム力は高く、打倒奥川に向けてこの夏は更に闘志を燃やしてくるでしょう。そんな履正社もタレント集団。プロも注目するエース左腕の 清水 大成、 こちらもプロ注目大会屈指のスラッガー井上 広大、 2年生ながら破壊力があり大阪大会決勝でも本塁打を放った 小深田 大地 、打撃力がありこちらも大阪大会決勝で本塁打を放った主将も務める 野口 海音 と話題性十分。履正社も今夏の優勝候補であることは間違いない。

昨夏の金足農との熱戦から帰ってきた 近江

高校野球ファンにとってはまだ記憶に残っているであろう、昨夏の第100回記念大会での金足農との対戦で球史に残るサヨナラ2ランスクイズを決められ敗退した近江。その近江が今年の夏の甲子園に帰ってきた。中でも注目したいのはその サヨナラ2ランスクイズ を決められた時にバッテリーを組んでいた左腕 林 優樹と捕手有馬 諒が健在ということだ。 球史に残る劇的なサヨナラ負けを経験した2人が甲子園に戻ってきたとなれば話題性として十分だがそれだけではない。エースの林は滋賀大会を 26イニングを投げ無失点 。春の近畿大会覇者でもあり優勝も十分に狙える高校として注目してもらいたい。

打撃が魅力の強豪校にも注目

今年も打撃が魅力の高校が多い。

東海大相模は2年生トリオの 鵜沼魁斗が通算22本、山村崇嘉が通算38本、西川僚祐は通算42本 と2年生の破壊力が際立つ。 神奈川大会決勝で24得点とチームの打撃力も相当ある。

智弁和歌山の打撃は今年も魅力。1年生ながら4番を任される徳丸天晴は同行15年ぶりの快挙。主将の 黒川史陽東妻純平西川晋太郎 は5季連続の甲子園出場で経験値は十分。

智辯学園は奈良大会で12本塁打を記録。なかでも主将の坂下翔馬はその内の5本を放っている今大会注目のスラッガー。1年生の前川右京にも注目したい。

花咲徳栄は近年の埼玉を代表する高校で一昨年の夏の覇者でもあるが、今年も勢いがある。 井上朋也韮沢雄也羽佐田光希橋本吏功田村大哉を中心に埼玉大会ではチーム打率0.432を記録。今大会でも屈指の破壊力がある高校なのは間違いない。

八戸学院光星は今年も打撃力のあるチーム。青森大会で15本塁打を記録。その内近藤遼一が6本、 原瑞都 が5本と驚異のクリーンナップとなっている。

今夏の好投手にも注目

近年では珍しくなくなった150キロを投げる投手だが、今年も多くの投手が150キロ近い速球を投げている。

センバツ準優勝の習志野から飯塚脩人、センバツ4強の明石商業中森俊介花巻東西舘勇陽津田学園前佑囲斗霞ヶ浦鈴木寛人 はいづれも150キロ近い速球が魅力の選手。

まだ上記にあげていない選手でも魅力のある好投手もいるが、こういった投手の奮闘も今夏の楽しみのひとつにしてもらいたい。

優勝候補は…

私的予想では、履正社星稜が優勝に近いのではないかと思っています。また、上記に上げた高校も十分優勝の可能性を持った高校だと思います。

そして、個人的には昨夏のサヨナラ2ランスクイズからの逆襲として近江が優勝するという展開を大いに期待しています。

まとめ

本記事で紹介しなかった甲子園出場校にも優勝の可能性はもちろんあります。特に夏の大会は試合を重ねるごとに急成長するチームが毎年のように現れ、その勢いのまま優勝することもある。それだけ高校球児というのは未完であり、未完であるから多くのドラマや感動を生む。

最近は球数や連投の問題などが多く取り上げられるが、私的には未来ある球児が故障によって夢をあきらめるようなことがあってはならないと思っている。身体を酷使し奮闘する姿は確かに人々の心を震わせ感動を呼ぶ。ただそうでなくても十分魅力的で感動的な試合はできるはず。野球関係者に限らず私たち観る側の人々も選手ファーストで身体の酷使は良くないという風潮・環境を整えていく必要があるのではないかと思います。

毎年この時期に私たちお茶の間を賑わせてくれる甲子園。今年はどの様な数々のドラマが生まれるのか、開幕前から楽しみで仕方がない。