こんにちは、TOMOです。今回は非常に興味深い実証実験がフルッタフルッタとカナダのトロント大学との契約締結で開始されたので、ここで少し紹介したいと思います。
アサイーでコロナウイルス感染症の炎症作用を抑制?
内容は、アサイーがコロナウイルス感染時の炎症作用に対して抑制効果があるのではないか、というものです。もし証明されたら重症化を抑えることが出来る様になるかもしれない画期的な実験だと言えるのではないでしょうか。
アサイーとは
ブラジルのアマゾンに生息する植物。ヤシ科で木は25m程まで成長する。果実は直径1~1.2cm程の球状もしくは楕円型でその内の約95%が種で果肉は5%程。植えてから4年ほどで安定して実をつけます。赤道直下の紫外線と猛烈な豪雨にさらされる過酷な環境下で種子を守るため、多くの栄養が蓄えられており、その栄養価の高さからアサイーはスーパーフルーツと言われています。
アサイーの栄養素・造血作用
栄養素
・ポリフェノール
・鉄分
・ビタミンE
・食物繊維
・カルシウム
・マグネシウム
・オレイン酸
・a-リノレン酸
・葉酸
・ビタミンB1・B2
・18種のアミノ酸
造血作用
アサイーが含む鉄分はレバーなどと比べると多くはなく、動物性より吸収率が低い非ヘム鉄になる様なのですが、アサイーを摂取することにより造血ホルモンのエリスロポエチン(EPO)の分泌が促され、赤血球が増加する造血作用がある。と研究で明らかになっている様です。
フルッタフルッタとトロント大学とでの実験内容
新型コロナウイルス(COVID-19)が細胞に感染すると細胞内のたんぱく質の複合体NLRP3インフラマソームが活性化して炎症を起こすとされています。今回の研究ではこのNLRP3インフラマソーム誘発性炎症の重症化をアサイーで抑制することが可能なのかどうかという実証実験となる様です。
まとめ
個人的にはこの実証実験はすごく画期的だと思います。ワクチンと違いフルーツなので摂取による副作用などの心配は少ないと思いますし(フルーツアレルギーなどがあれば話は別かもしれませんが)、なにより、健康にとても良い栄養成分がたくさん含まれています。コロナウイルス感染症の重症化を抑制するとなれば率先して取りたいところですが、普通に健康面で考えても取っておきたいところです。もしかしたらタピオカブームの次はアサイーかも?
何よりこの実験結果が今の世の中の救済となることを強く願わずにはいられません。
アサイー。これから注目です。
参考資料
フルッタフルッタ公式HP
https://www.frutafruta.com/